「国際協力人材」育成プログラム 夏季集中 アクティブ・リサーチ 参加者募集

「国際協力人材」育成プログラム 夏季集中 アクティブ・リサーチ 募集要項
-ミャンマーの社会問題と国際社会・地域協力による取り組み-

※このプログラムは、事前/現地/事後研修ともに英語を使用します。

長年の軍事独裁政権から現在民主化に向かっているミャンマーは、東南アジアや国際社会から注目されています。その民主化プロセスの中で、ミャンマーはどのような課題に直面しているのか、現地で学びませんか?

基礎知識

【ミャンマーについて】
Republic of the Union of Myanmar

首都はネーピードーで、2006年10月にヤンゴンから遷都しました。 中国・タイ・ラオス・インド・バングラデシュと国境を接しており、国土は南北に長く伸びています。
ミャンマーの気候は熱帯性モンスーン気候で、季節は10月下旬から3月までの乾期、4月と5月の酷暑期、6月から10月中旬までの雨期の三つの季節に分かれています。
研修期間中の8月は雨期で、湿度は約86%にのぼります。日本時間との時差は-2時間半です。

【ヤンゴンについて】

ヤンゴン管区の首府でありミャンマーの旧首都です。
旧名はラングーン。エーヤワディー川のデルタ地帯に位置しており、ミャンマー最大の商業都市です。市内は鉄道もありますが、タクシーなど車移動が便利です。
研修期間中は主にバスを借りて移動します。

プログラムについて

  1. ミャンマーにおける政治的、経済的、宗教的、社会的、歴史的背景、そして、東南アジアとミャンマーにおける地域協力についての理解を高めることを目的とします。この理解に基づき、ミャンマーでの社会問題を知り、その問題に対して、様々な機関がどのような取り組みをしているかについて国連機関, JICA, local NGOsのスタッフに話を聞き、議論をすることを通して、社会問題解決のための取り組みについて考えます。
  2. ミャンマーにて行われている国連機関, JICA, local NGOsによる活動が、どのようにミャンマーに影響を与えているのか、またそれがミャンマーの地域/国際的な問題にどのように作用しているかについて理解を深めていきます。

プログラムの内容

  1. 国連機関, JICA, local NGOsの訪問 ミャンマーにおける国際協力の現場を訪問します。訪問先機関のご都合により、スケジュールに変更が見込まれます。
  2. 仏教寺院が実施している教育現場の視察 ミャンマーにおける仏教寺院での教育必要性を学びます。(訪問先機関のご都合により、スケジュールを変更することがあります)。
  3. ティワラ経済特区の訪問 日本とミャンマーの共同で進められている大型インフラ開発事業の現場を視察します。
  4. 都会と地方の様子を視察 モビー地域を訪問します。
  5. 寺院、ミュージアム、地域のマーケットを訪問  ミャンマーの歴史的・社会的および宗教的背景を学びます。

研修期間

事前研修: 2013年8月1日(木)、8月2日(金)
現地研修: 2013年8月22日(木)~8月29日(木)
事後研修: 2013年9月6日(金)、9月9日(月)、9月10日(火)

応募・選考方法

募集人数:10名(明治大学学生:5名、立教大学学生:5名)
応募対象:将来国際協力分野での活躍を志している学部学生。所属学部・学年は問いません。
申込方法:以下の書類を提出してください。
       ・夏季集中 国際協力アクティブ・リサーチ参加申込書
       ・英文エッセイ(300word) 〔テーマ〕参加動機と本プログラムへの期待
募集期間:6月14日(金)~7月3日(水)17:00
選考方法:応募者多数の場合、英文エッセイによる書面審査に加え、面接審査を行う場合があります。
     面接は7月4日(木)に実施する予定です。
選考結果発表:7月4日(木)
申込書類提出場所:池袋キャンパス マキムホール2階 グローバル教育センター事務室
         新座キャンパス 7号館2階 新座国際センター事務室
募集説明会:6月19日(水)18:20~19:00池袋キャンパスM302教室/新座キャンパスN213教室

※応募にあたっては、ミャンマー入国時6ヶ月以上有効期間があるパスポートを有していることが条件になります。パスポートの有効期間をよく確認してください。

宿泊先

Thamada Hotel (ヤンゴン市内)ネット接続可

研修費(概算)

個人負担80,000円

※ミャンマーへの渡航・滞在にかかる費用合計は18万円ですが、大学から一人10万円が補助されます。参加者の個人負担は実質8万円になります。
※選考結果発表後、参加者の自己都合による辞退は認められません。事前にスケジュール等を十分に確認したうえ応募してください。

≪費用に含むもの≫
渡航費(空港使用税・現地諸税・燃油サーチャージ・航空保険料)、査証手配費、宿泊費(朝食付)、現地交通費、消費税、管理費 
※燃油サーチャージはレートの変動により変わる場合があります。

≪費用に含まないもの≫
海外旅行保険、自宅から成田空港の交通費、食費、雑費

事前研修

8月1日(木)立教大学 池袋キャンパス マキムホール3階グローバル教育センター会議室
13:00~14:30 Realism and Regional Cooperation
14:40~16:10 Liberalism and Regional Cooperation
16:20~17:50 Constructivism and Regional Cooperation
8月2日(金)立教大学 池袋キャンパス マキムホール3階グローバル教育センター会議室
12:00~12:50 Lecture on Safety Management by JCSOS
13:00~14:30 Southeast Asia as a Region
14:40~16:10 Regionalism and Regional Institutions in Southeast Asia
16:20~17:50 Use of e-portfolio, How to conduct field research/interview, Use of ICT for field research

事後研修

9月6日(金)明治大学 中野キャンパス 高層棟2階205教室(メディア教室)
10:40~12:10 Guidelines on what to do about the report
13:00~17:50 Lectures on Southeast Asia
9月10日(月)明治大学 中野キャンパス 高層棟2階205教室(メディア教室)
10:40~12:10 Guidelines on what to do about the report
13:00~17:50 Lectures on Southeast Asia
9月11日(火)明治大学 中野キャンパス 高層棟2階205教室(メディア教室)
10:40~12:10 Guidelines on what to do about the report
13:00~17:50 Lectures on Southeast Asia

(各日お昼休みは 12:10~13:00)

現地研修

Leave Japan Day 1 (Yangon) Day 2 (Yangon)
August 22, Thursday August 23, Friday August 24, Saturday
8:00   Meet at Narita Air Port
11:00  departure
15:30  arrive at Bangkok
17:50 leave Bangkok
18:45 arrive at Yangon
Breakfast hour 7:00am - 10:00am
・Shwe Dagon Pagoda
・Yangon University
・National Museum
・Visiting Local Markets
・Country Introduction:
History, Geography and Culture
Breakfast hour 7:00am - 10:00am
10:00-12:00:
・Visiting Development Department Bishopscourt as a local organization
12:00-14:00:
・Lunch party with Myanmar traditional food
15:00-17:00:
・Fieldwork in Yangon city with students Institute of Education, Yangon University
Day 3 (Yangon) Day 4 (Yangon) Day 5 (Yangon)
August 25, Sunday August 26, Monday August 27, Tuesday
Breakfast hour 7:00am - 10:00am
8:00-10:00:
・Visiting villages in Mowbiz
(local house and market -tentative-)
10:00-18:00:
・Kanbawza Thardi Palace site-Bago, Shwe Mokehtaw and Shwe Thar Lyaung, Thanlyin-Kyauktan
Breakfast hour 7:00am - 10:00am
7:00-11:30
・Visiting Myo Oo Monastic Education School
13:00-14:30:
・Visiting NGOs by two groups
(1球市民の会 2 Deaf school called Mary Chapman)
Breakfast hour 7:00am - 10:00am
9:30-11:00:
・Meeting with YMCA Senior Staff of National YMCAs
11:00-13:00:
・Yangon YMCA activities and fellowship Lunch
13:00-      :
・Work with youth from Hong Kong for Service Program
・UNICEF
・Visiting Thilawa special economic zone –tentative-
Day 6 (Yangon) Arrive Japan
August 28, Wednesday August 29, Thursday
Breakfast hour 7:00am - 10:00am
Check out: by 9:00am
・ JICA (10:00-11:00)
・ Japan Center Project (12:00~)
19:45 departure
21:40 arrive at Bangkok
23:50 leave Bangkok
8:10  Arrive at Narita Air Port

End

その他留意事項

  • 本プログラム参加者は、現地研修に加え、必ず事前/事後研修を受講してください。
  • 事前研修/事後研修の詳細は選考結果発表後、合格者に対し通知します。
  • 海外渡航に関わる費用(8万円)は、指定される期日までに必ず送金してください。振込先等の詳細は選考結果発表後、準備が整い次第通知します。
  • 本プログラムは正課外プログラムです。単位は付与されません。
Shwe Dagon Pagoda Yangon University
Shwe Dagon Pagoda Yangon University
National Museum Kanbawza Thardi Palace site
National Museum Kanbawza Thardi Palace site
Village Yangon
Village Yangon
Shwe Tharlayaung Thanlyin-Kyauktan
Shwe Tharlayaung Thanlyin-Kyauktan

担当教員紹介

●ミョー・マウン アウン (Maung Aung Myoe)
国際大学 教授、副研究科長、International Relations Programプログラム・ディレクター
国際大学国際関係学修士号取得(1993)
オーストラリア国立大学政治学・国際関係学博士号取得(2000)

講義科目: 対外政策分析、グローバル・イシュー、東南アジア国際関係論、国際関係における安全保障戦略、
研究テーマ:1)Civil-Military Relations, 2)Foreign Policy Analysis, 3)Security and Strategy
4)Myanmar Politics and Foreign Relations

 

●岸 磨貴子 (Kishi, Makiko)
明治大学 特任講師
関西大学総合情報学研究科 情報学博士号取得(2000)
講義科目:ICTベーシック

研究テーマ:状況的学習に基づいた学習環境デザイン

 

問合せ先

グローバル教育センター
電話:03-3985-4876
e-mail:cghrd-info@rikkyo.ac.jp