国連ユースボランティ​ア 活動レポート

タ イ  清澤 風歌さん
(観光学部 観光学科 4年)

タイ UNRCO活動レポート

 2021年9月からタイの国連常駐調整官オフィス(UNRCO)で活動中の清澤さんのレポートです。

2022年1月(現地で活動)

任期最後の1ヶ月
残念ながら渡航してまもなくタイではオミクロンが流行し、RCOを含むESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)ビルの規制が上がって入構できる人数や役職が限定されることになりました。多くのスタッフがホリデー休暇を長期で取っていたこともあり、オフィスに出勤してRCOのスタッフと直接会う機会が少なくなってしまったので残念です。ボランティア自体は渡航後もリモートが中心となってしまいましたが、外務省で行われた国連持続可能な開発協力枠組み(CF)の署名セレモニーやタイ最大の製糖会社であるMitr Pholへのフィールドビジットなどに同行させていただきました。

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©UN/Nicolas Axelrod
オフィスからの景色
周辺には政府ビルが多くデモの影響を感じることも多いです
フィールドビジットの様子
生産過程における気候変動への取り組みなどを視察しました

バンコクでの生活
業務以外で、国連で働く日本人職員の方、JICA(国際協力機構)タイ事務所、日本大使館、立教バンコク会、タイの観光省の方達にコンタクトを取ってお会いする機会をいただきました。いろいろな立場の方からお話を聞く中で多角的な視点からタイや国連についての理解を深めることができ、自分のキャリアについても考えることができました。

アサイメントを終えて
RCOでのボランティアを通して、国連が担う仕事を国家・地域レベルといった大きなスケールで感じることができました。特に、異なるマンデートを持つ21の機関を国連タイとして統括する重要性とその難しさを実際に感じられたことはとても印象に残っています。 5ヶ月は終わってしまうとあっという間ですが、知識や経験が乏しい分野で英語を使って業務を行うのはとても大きな挑戦で、自分には何ができるのか悩むことも多かったです。今後も自分からアクションを起こすことを心がけ、国連ユースボランティアでの経験で考えたこと、学んだことを次に繋げていきたいと思います。

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ESCAPへのrepresentativeのおふたりと
日本の支援や、国連との協力関係についてお聞きしました
​Youth dialogue with UN expert
ユースボランティアとしての経験をシェアしました

過去のレポート

■2022年1月<最新レポート>
■2021年12月
■2021年11月
■2021年10月
■2021年9月

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