国連ユースボランティ​ア 活動レポート

モザンビーク  久保 劍将さん
(法学部 法学科 4年)

2019年3月の活動レポート

2018年11月からモザンビークのUN Womenで活動中の久保劍将さんのレポートです。

Week 18<< 3月4日~3月8日

Volunteer Performance Assessment(VPA)
残り2週間というなか、業務を終える際に必要なVPAを作成し、上司からの評価をいただきました。私が関わった業務はどれも目に見える成果がほとんどなく、どのような評価をいただけるのか不安でしたが、想像よりも遥かに良いものいただくことができました。このVPAを提出するにあたり派遣期間の振り返りを行い、4ヶ月という短い派遣期間最初の半分は上司が忙しく、なかなかコミュニケーションを取る時間がなく、業務を終えるにあたりもっと積極的に時間を作ってもらえるようお願いをすればよかったのではないかと反省をしています。今後所属する組織では同じ反省をしないよう心がけていきたいと思います

日本人UNYV同期の帰国
同じ国連ユースボランティア (UNYV)プログラムのモザンビーク派遣者の1名が業務を終え、日本へ帰国しました。国連ユースボランティアプログラムを通して日本からは私を含めて3名の学生がモザンビークの国連機関に派遣されていますが、私以外のその2名とは業務に関する情報共有や相談、私生活での交流を通して非常に良い関係を築くことができたと感じています。またモザンビークで出会った同世代の皆さんがそれぞれの考えを持ち、それぞれに道を進んで行く姿を見たことは、私自身にとって、人と違ってもいいんだという自信を持つきっかけになったと思います。これもモザンビークで学んだことのひとつです。この派遣期間を通して関わってくださった方々に良い影響を与えることができていたら非常に嬉しいです。

(写真左:国連ユースボランティアプログラム モザンビーク派遣者と)
(写真右:モザンビーク北部のリシンガという街を訪問しました。マラウイ湖で有名なマラウイと近い内陸部の地域で、綺麗な湖や緑が多くあります)

Week 19<< 3月11日~3月15日 NEW!最終回

活動終了と帰国
約4カ月の活動を終えました。今週は、同僚に挨拶も兼ねて日本茶を配ってまわる他ほか、帰国後報告会で使用する資料と動画の作成を行なっていました。最終勤務日には、お別れ会を開催していただき、無事終えることができ、ホッとしています。
大きな組織からモザンビークを見てみたいという興味から参加した本プログラムですが、実際にモザンビークの政府系機関や大手企業と一緒に関わり業務をすることができ、当初の目標は達成できたように思います。いわゆる国際開発という分野には継続して興味を持つことが出来ているので、今回の活動を通して必要であると感じたことを身につけて行きながら、機会が重なればまた国連にも挑戦してみたいと考えています。

モザンビークという国
私が「もう日本に帰る」と言うと、同僚や友人だけでなく、帰りのタクシーの運転手の方にも、「いつ戻ってくるの?」と聞かれます。日本から物理的距離も遠く、言語もポルトガル語というこの国に、これまでの約1年の滞在を通して不思議と縁を感じています。中南米や西アフリカ等の他の地域に興味は持っているので、そちらに目を向けながらも、近い将来にモザンビークに戻ってくることができるといいなと感じています。

(PS; 私が制作したモザンビークの紹介動画にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらFacebookから直接ご連絡ください! https://www.facebook.com/kensho.kubo)

過去のレポート

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