■小野志織さん(異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科1年)
私は、震災が発生した当時、まだ中学生で、名古屋で生活していたため、東日本大震災をテレビなどの報道を通じてしか知らなかった。そして震災から6年たった今、東日本大震災の記憶が自分の中で徐々に薄れていると感じた。震災で被災し、いまだに心に傷を抱えている地元の人々がいるにも関わらず、自分は何も変わらず日常生活を送っていることに気付いた。同時に、東日本大震災の被害や陸前高田の復興状況について多くを知らないことにも気付いた。そこで日本人として、復興現場での課題や震災現場の現状を詳しく知り、世界に発信していく必要があると考え始めた。被災地の現状を自分の目で見て、肌で感じたいと思い、この陸前高田プロジェクトに参加しようと考えた。
また、スタンフォード大学の学生と交流できる機会が魅力的だと感じた。違う文化背景をもった学生とグループワークや英語での意見交換を通じて、...(続きはここをクリック)
■大橋茉由子さん(経営学部国際経営学科1年)
参加を決めた理由は大きく分けて2つあります。1つめは大震災から6年経った被災地の様子を自分の目で確認して、私達に何ができるのか・現地の人は何を必要としているのかを考えたいと思ったからです。3年前に高校の校外活動で宮城県にボランティアとして訪れましたが、それっきり特に何も行動を取ることなく過ごしていました。いつかはもう1度被災地を訪れたいと思っていても実際に行くことはありませんでした。そんな時大学のメールでこのプロジェクトを知りました。大学生としての自分自身の知識だけではなく、他学部・他学年の参加者の知識と考えを持ち寄ったら、自分の学習もより大きくて深いものになるだろうと考えたため、参加することを決めました。そして中高時代にたかたのゆめちゃん募金活動に携わっていたため、これもご縁であるような気がしました。
2つめの理由は、このプロジェクトがスタンフォードの大学生と協働であり、かつグループプロジェクト...(続きはここをクリック)
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